北海道のお土産詰め合わせが届いた話

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たまに実家の母が、我が家に「玉手箱」を送ってくれる。それは母自身が段ボール箱にお菓子やら便利な食材やらを色々と詰め込んだ箱なのだが、ネット通販でいわゆる「お取り寄せ」的なものを送ってくれることもある。どちらにしてもとてもありがたい話だ。

私は母が送ってくれる箱のことを心の中で勝手に「母の玉手箱」と呼んでいたのだが、ふと思った。そもそも玉手箱というのはおとぎ話の「浦島太郎」に出てくる「何があっても開けてはいけない」箱のことで、開けてしまった浦島太郎はおじいさんになってしまったではないか。

・・・ちょっと言葉の選び方を間違えていたかもしれない。ここは同じくおとぎ話の「舌切り雀」に登場する「小さい方のつづら」とでも言った方が良いのだろうか(決して「大きい方」ではない)。

先程、その「つづら」が母から届いた。そういえば4、5日前に「ネットで頼んだからそのうち届くわよ」と予告されていた。

届いた段ボール箱を早速開けてみると、私はあっという間に白髪のおばあさんに・・・・じゃなくて。北海道のお土産屋さんに並んでいそうなお菓子ばかり、全部で10点入っていた。正確にはお菓子だけでなく、イカの燻製、オニオンスープといった食事になりそうな物も入っていた。

母曰く「テレビで北海道の物産が余って困っているというのを見ていたら通販のサイトが紹介されたからポチッと押しちゃった(テヘペロ)」というわけで、中身は開けてみてのお楽しみらしく母も気になっていたとのことなので、とりあえず写真を撮って送ってみた。

チラシ
同封されていた手紙
北海道詰め合わせ
甘い系としょっぱい系がバランス良い感じで・・

すると母から「六花亭とかポテトファームが入ってないねぇ、レビューでは有名どころばかり入っているような感じだったのに」と少し不満そうな返信が。

確かに北海道のものばかりだけれど、各地の銘菓事情に詳しいとは言えない私のような人間でも知っているようなメジャーなお菓子は一つも入っていなかった。そして「六花亭」の商品が一つも入っていないにも関わらず、段ボール箱に同梱されていた手渡し用の紙袋はなぜか「六花亭」のもの、という謎。

六花亭紙袋
でもこの紙袋をもらえて嬉しい私

ちなみに、上記10点の詰め合わせが送料無料で3980円賞味期限が通常より短め、との案内があったようだが、賞味期限まで10日程度という商品が一つあっただけで、後は賞味期限を気にせずとも期限内には消費し終わるだろうという感じだった。

母が注文したサイトではたくさんの人が詰め合わせ10点の内訳をレビューに載せていたが、中身は人によって本当にバラバラという感じ。マルセイバターサンド白い恋人じゃがポックルなどが複数入っていることもあるようだ。

福袋の醍醐味は、自分では選ばないような物、未知の物に挑戦できる楽しさかなと思う。今回届いた物も、有名どころは一つもない(もしかしたら私が知らないだけで、あるのかもしれない!)が、どれも美味しそう。

・・・というわけで、しばらくはおやつタイムに未知との遭遇を楽しむことにしよう(自腹を切ったとしてもこのセリフが言えるのか・・・)。

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