先日、また大きい地震があった(福島や宮城で震度6強を観測)。
この地震が10年前の東日本大震災の余震と聞いて「あれから10年経つのに?」と驚き、そして今後10年は東日本大震災の余震が続く、という地震調査委員会の見解をニュースで聞いて二度驚く。
この地震で関東圏の私の住む地域は震度4を観測、それでも揺れている時間が長かったからか、この後段々揺れが大きくなっていくのか?と恐怖を感じるのに十分な規模の地震だったと思う。
個人的に、震度3以下の地震だと家に居ても気づかないこともあるが(鈍感過ぎる)、震度4を超えると一気に「大地震??」と緊張が走るので、震度3と震度4の間には何か大きな隔たりがあるに違いない、と思って調べたところ・・・
「震度3:屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる」(この「ほとんど」に私は入っていない)
「震度4:ほとんどの人が驚く、電灯などのつり下げ物は大きく揺れる、座りの悪い置物が、倒れることがある」
とあった。(気象庁のH P「震度とゆれの状況」より)
私の体感と大体一致している(かな)。
そして日本各地で大きい地震が起こるたびに、「災害に対する備えをせねば!」という意識が高まるものの、1週間も経てばそんな気持ちもすっかり忘れ去り、備えが常に中途半端なまま・・・。
一昨年の台風襲来の時、人生で初めて避難所に避難する、という体験をしたことすら1ヶ月も経てば「喉元過ぎれば」何とやら状態。
そこで今回の地震を機に、改めて我が家の災害への備えを見直してみることにした。
まず、一昨年の台風の後で、トイレが使えなくなったら困る!と思って購入したのが、水なしでも使える簡易トイレ。

家庭のトイレに設置して、後処理まで簡単に出来る。
購入してから今まで使う機会がなかったので(使う機会はない方が良い)使用感が分からない・・ということで購入した人のレビューを見てみたが、ほとんどの人が「まだ使っていないけど良さそう」という未使用感のレビュー。
ただ、50回分の使い捨てのセットが入っている段ボール箱はとてもコンパクトで、普段は使わないが置いておかないといけないもの、と考えるとこのコンパクトさは嬉しい。
はい、トイレ問題解決(多分)。
次に、万が一水道水が出なくなって給水車のお世話になるようなことになったら必要であろうと思われるウォータータンクも購入してあった。

折り畳みできるバッグ型で(容量は10L)、収納時はとても薄くコンパクトになるが水が入れば自立する。
こちらも未使用のため使用感は不明だが、場所をほとんど取らない点が良い。・・・が、いざという時に使えなかったら困るので、一度ベランダの掃除にでも使ってみようかしら。
水は飲料用や食事用だけでも1日大人1人あたり3Lは必要だそう。
我が家の必要量を計算すると、3日分備蓄するとして、
3(L)×5(人)×3(日分)=45(L)→ 2L入りのペットボトルで大体23本。
でも3日分だとちょっと心細いかな〜。1週間分あればかなり安心・・・で、7日分で上記の計算をすると105(L)→2L入りペットボトルで53本!これ、かなり場所を取る。
生活用水(飲食用以外)の備蓄も多少必要で、風呂の残り湯での対策がよく言われるが、そもそも災害時には水を使わずにしばらく過ごせるような工夫が必要なのかな、と思う。
トイレ用の水は防災トイレで解決だし、食器洗いは出来るだけしなくて済むようラップ類や紙皿を多めに買っておけば良いとして、洗顔や洗髪はどうする?・・・で思い出したのが「水を使わないシャンプー」の存在。ずいぶん昔に何か事情があって一度使ったことがあった。
というわけで早速ネット通販でポチッとな(買い物が簡単に出来過ぎる)。これは災害時でなくても、例えば体調が悪くてお風呂に入れないような日に使うこともできるし、あれば日常でも便利だろう。
今回は災害時の「水」についての備えを見直してみたけれど、他にも備えておかないといけないことは色々〜。
常に防災を意識して暮らすことは難しいけれど、月に一度、のように頻度を決めて棚卸しをして、足りないものを少しずつ買い足しつつ、いつ起こるか分からない災害に備えていこう(この気持ちがいつまで続くかしら)。



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