このコロナ禍で、昨年の3月以来ずーーっとマスク生活をしていたのでウッカリ忘れるところだったが、今年も花粉が飛ぶ時期がやってきた。
マスクをしていても、やはり数週間前から体調に花粉の影響と思われる変化がある。
毎年、インフルエンザ対策で年末くらいから外出時にはマスクを着用している。その後インフルエンザの流行が落ち着くとともに花粉が飛び始めるため、マスクも何となくインフル対策から花粉症対策に移行し、そのまま5月一杯くらいまでマスク生活。
コロナじゃなくても一年の半分はマスク生活だったことに気がついた。
自分がいつ頃花粉症になったか分からないが花粉症歴は長いと思う。
が、勝手に「これは花粉症なんだろうなぁ」と思っていただけで、病院で診断を受けたことはなかった。
私の場合、くしゃみや鼻水、鼻詰まりという症状は強くなく、辛いのは目の痒みと肌の痒み。花粉の飛散量が多い日には、外出して家に帰ってくると目はしょぼしょぼ、涙が止まらず、グッタリととても体調が悪くなる。
この状態が1年のうち数ヶ月続くわけだけれど、なぜか、病院に行こう、とはならなかった。
花粉症は「国民病」と言われて久しく、日本人の2人に1人は花粉症という話も聞くし、実際私の周囲にも花粉症に悩まされている人は多い。症状の程度が重い人は病院に行くのだろうけど、自分程度の症状なら自力で何とかやり過ごすものだと思っていた。
そんな私が最近、別の事情で通院を始めたクリニック(内科)で、問診(・・と言っても毎回、血圧を計りながら最近の体調を聞かれ、「じゃあいつもの薬出しておくね〜」であっという間に終わる)の最後に雑談的に「花粉症は大丈夫なの?」と聞かれた。
で、「花粉飛び始めましたよね、ちょっと前から体調悪いです。もう洗濯物も外に干せないですよ〜」と雑談的に返すと、「じゃあ薬出しておくね」とアッサリ言う先生。
あれ?そういうもんなの?何かアレルギーの検査とか面倒くさいことするんじゃないの?自己申告だけ?
・・と思って、もう少し詳しく自分の症状を伝えると「それは花粉症だよ。原因が何であっても、アレルギー症状を抑える薬で対処すれば良いんだから」というわけで、抗アレルギー薬(内服薬と目薬)を処方され、いつもの3倍くらいする薬代を払って帰った。

まだ花粉が本格的に飛び始めていないので、飲み始めて1週間経つ薬の効果がどれくらいなのか分からない。
いつもの3倍くらいする薬代(2回言った)を払って得た薬の効果を実感するためにも、早く花粉に大量飛散して欲しいと願う自分がいる。



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