初めて行った韓国食材のスーパーマーケット(国内の)で色々と買い込んできた。
もともと韓国料理は好きだけど、我が家には辛いものが食べられない子供もいるため自分で本格的に作ることはない(でも学校給食に「キムチ炒め」とか出たりしてそれは美味しく食べられるようで、どんな味なのかとっても気になる)。
本格的に作ることはないけれど、キムチはよく買うし、チヂミは辛くなく作ったタレで子供も食べられるのでよく作るし、市販のスンドゥブチゲの素もよく買う。
韓国食材のスーパーマーケットは、異国の地に足を踏み入れたかのようだった。ちょっとした旅行気分を味わえた。
本格的に料理をするわけではない私は、生鮮食品や珍しい調味料、キムチの材料などに興味はあったものの今回それらは買わず、「ひとりご飯」の時に簡単に韓国っぽいものを楽しめそうなものばかりを選んで買ってきた。

お菓子のコーナーもあって、韓国のスナック菓子などがズラリと並んでいたけれど、私が選んだのはなぜかこれ↓。

パッケージを見て「何だろうこれ?」と気になって、パッケージ裏の説明もよく見ずにカゴに入れたのだけど、帰ってからよくよく見てみたら中に入っていたのは「カルメ焼き」だった。

カルメ焼きは砂糖と水と重曹だけで簡単に作ることができ(要は砂糖のかたまり)、子供向けの催しなどで科学体験として我が家の子供たちも何度も作ったことがある。
このカルメ焼きを適当な大きさに砕いて、コーヒーに入れたり牛乳に入れたりアイスなどにトッピングして使うようで、「な〜んだただの砂糖じゃん」と思ったのだけれど、とりあえずコーヒーに入れてみることにした。
いつも飲んでいるインスタントのホットコーヒーに、いつも通りミルクを入れて、その上に砕いたダルゴナをトッピング。

これを飲んでみると、少しずつダルゴナが溶けたコーヒーはほんのり甘く、キャラメルラテのような風味になった。そしてダルゴナが溶け切ってしまったコーヒーは甘過ぎて最後まで飲み干せなかった(入れ過ぎ注意)。
カルメ焼き自体は、日本でも韓国でも昔から(今でも?)親しまれているお菓子だけれど、韓国では「ダルゴナコーヒー」なるものが新型コロナの自粛生活下で流行したらしい。
韓国で最近流行ったこの「ダルゴナコーヒー」はカルメ焼きを入れたコーヒーではなく、インスタントコーヒーとお湯と砂糖を泡立ててホイップ状にしたものをミルクの上にのせて作るものらしく(見た目も全く違う)、ダルゴナに味が似ている、というのが名称の由来だそうで。
作り方はレシピ検索すればたくさん出てきそうだし、流行にはかなり乗り遅れたけど(というか日本の流行にも乗れない私が韓国の流行に乗れるわけない)、今からでも作ってみようかな〜。



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