食費をもうちょっと下げたい話

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結構前から薄々感づいていたのだが、我が家(夫婦+子×3=5人世帯)の食費は高過ぎるような気がする。

家計の消費支出に占める食費の比率を「エンゲル係数」というが、私がこの言葉を知ったのは高校生の時、確か家庭科の授業で教わった。

ざっくりと、生活水準低めの家庭のエンゲル係数は大きく、生活水準高めの家庭のエンゲル係数は小さくなる傾向、と理解してきた。

家計を管理する者の責任として(キリッ!)、ここは現実と向き合った方が良いだろうと思い、我が家の昨年のエンゲル係数を調べてみたところ約30%

学校給食費(3人分)を入れずにこの数字だから、実際はもう少し高い・・・?

家計支出の3割が食費ってどうなんだろう。

・・と思って調べたところ、総務省の家計調査によると「4人世帯」の平均エンゲル係数が25.7%とあるので、並外れて多いわけではなさそうだ(ホッ)。

そして世帯の人数に関わらずエンゲル係数の平均は25%前後で、5人以上になると少しずつ上がる傾向にあるとのこと。

「5人世帯」のデータは見つからなかったが、25%よりちょっと多め、を目安とすると我が家の食費は高めであることに間違いはない。

食料品の買い出しは全て私が担っており、我が家ではこれを「食料品費」として計上。「外食費」には夫一人の外食(昼は基本弁当、たまの出張時などの外食)や休日の家族での外食が計上される。この2つを合わせて30%。

育ち盛りの子供が3人もいるんだから仕方ない、という言い訳(コラ)を思いついたが、育ち盛りの子供が3人=食費がかかって大変、という図式は我が家には当てはまらない。3人の子供たちは同年代の子供と比べると例外なく小食だ。さらに夫婦は16時間断食実践中のため1日2食。

一体この条件でどうしたら食費がかかり過ぎるのか、食事担当大臣として解決すべき問題があるような気がする。

・・・というわけでとりあえず買い物の仕方を見直してみることにした。

特に時間の制約がない身分のため、今までは気が赴くままに買い物をしていた。

アレが足りない、と思えば買い物に行き、せっかく来たからと買う予定のなかったものまで色々買い込んでくる。そして無計画により「足りないアレ」が日々発生するため買い物の回数は当然増える。

家計簿を見直してみると、週4、5日はスーパーで何か買っている形跡がある。体感としてはほぼ毎日。

とりあえず、単純に回数を減らすことで食費を減らす効果がどのくらいあるか実験だ。

もともと家族が全員家にいる土日は極力食料品の買い出しはしない。子供を連れて行けば、アレが欲しいコレが食べたいと必要ないものまで色々買わされる(ついて来たがる子供の狙いがそれなんだから当たり前といえば当たり前)。言われても買わなきゃ良いだけの話だけど、そこでの攻防戦に費やされる労力を考えると最初から連れて行かないのが一番。

というわけで平日の5日で買い物3回、を当面の目標とした私はそれから2週間ほど、この自分で勝手に決めたペースを守って買い物をしているが、明らかに食費にかかる金額が減った。まだ週単位でしか分からないが、ザッと1割減。

買い物に行かない日に家にあるもので何とかしようと努力する姿勢に変わった(今まで怠惰ですみません)。食材を無駄にしないよう、とりあえず何でもかんでも早めに冷凍するようにしている(今まで無駄にされてきた食材達、ごめんなさい)。料理の腕が上がるかもしれない(夢見すぎ)。

というわけで、エンゲル係数25%を目指してユル〜い食費節約生活を続けてみよう。

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