冷蔵庫の雪崩を何とかしたいという話

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整理整頓や片付け、掃除は昔から嫌いではない。

ゴチャゴチャと物が出ている状態が好きではなく、部屋の中がちょっと散らかってくると無意識のうちに片付けて回っているので家族にとっては迷惑な話かもしれない(無意識のうちに片付けてしまった物がどこにあるか聞かれて困ることが結構ある)。

3人の子供達それぞれの持ち物もずいぶん増えてきた(洋服などはカサも増してくる)が、その割には整理整頓されてまあまあ小綺麗な感じを保てていると思っている。

そんな私が今までどうしても整理整頓できなかったのが冷蔵庫だ。

我が家の冷蔵庫ではよく雪崩が起きる。扉を開けると何かしら落ちてきてよく悲鳴をあげる。寝かせて入れておいた2Lの水のペットボトルが滑り落ちてきたことも一度や二度ではなく、危険極まりない。そして扉を開けた時だけでなく、扉を閉めた後に内部で何かが音を立てて崩壊する。怖くて開けられない。

冷蔵庫が小さいのがいけないのだ。5人家族の胃袋を賄うには容量が少な過ぎるのだ(・・と言い訳してみる)。

今使っている冷蔵庫は2006年製の物で、冷蔵庫の一般的な寿命(8年〜12年)を考えるととっくに買い替え時期は過ぎている。そういえばたまに冷蔵庫に入れた物が凍っている

家族構成が夫婦だけだった時に買った物で、当時は十分だったが今はとっても不十分。

・・というわけで買い替えも時間の問題だし、と調べてみたところ冷蔵庫の目安容量は以下の計算式で求められることが分かった。

冷蔵庫の目安容量 = 70L × 家族の人数 + 100L(常備食材)+ 70L(予備食材)

5人家族だと520Lだ。今使っている冷蔵庫の容量は401Lだから100Lも足りない計算だ。そりゃ雪崩も起きるわ。

もちろん、上記の計算式で求められるのはあくまでも目安の容量で、家族の年齢やライフスタイルによって必要な容量は変わってくるだろうが。

新しい冷蔵庫ライフを想像してちょっとワクワクしてきたが、ここで根本的というか現実的な問題があることを思い出した。

我が家は住宅事情により、今の冷蔵庫より大きいサイズの冷蔵庫を搬入することが難しいので冷蔵庫の容量を劇的に増やすことができない

冷蔵庫が今のままでも新しくなっても、庫内雪崩問題は私の努力によって解決しなければならないのだ。・・・ハイ、振り出しへ(最近の新しい冷蔵庫は進化していて、外側の寸法は変わらないのに容量は100L増えた!なんてことを期待しつつ・・・)。

というわけで、冷蔵庫が新しくなったとしても残るであろう問題を解消すべく、整理整頓の努力をしてみようと思い立った。

冷蔵庫の雪崩も問題だが、冷凍庫にも「何かどこにあるか分からない問題」がある。冷蔵庫よりスペースが小さく、手がつけやすい冷凍庫からまず・・・

掃除前の冷凍庫
一つ抜くと他のものが崩れてきて、すぐにグチャグチャになる庫内

冷凍庫の大きい引き出しには仕切りがないので、中身をひっくり返しながら目的のものを探している間に毎回グッチャグチャになるのがイライラの原因。そこで、仕切りの代わりになりそうな入れ物を買ってきた。

カゴ
ダイソーで3つ購入

冷凍庫の中身を全部床に出して、買ってきたバスケットに大まかに分類して入れ直す。

冷凍食品
市販の冷凍食品たちはお弁当のおかずに重宝

1つ目のバスケットには市販の冷凍食品が、サイズも分量も測ったようにピッタリ収まった。

冷凍肉
小分けの肉類は解凍して初めて何肉か判明することもある

2つ目のバスケットには自分で小分けにした肉類。スーパーで買った袋のまま凍っているものもある(ズボラ)。牛こま切れ、豚こま切れ、鶏もも、鶏ささみの4種類(推測)。

冷凍野菜
白菜、アスパラ、絹さや、きのこ類、大根など

3つ目のバスケットには冷凍野菜がこれまたピッタリ収まった。

そしてオマケが。冷凍庫の中身を全部床に出したら底からこんなもの↓が出てきた。

冷凍タピオカ
冷凍庫の底の方で忘れ去られていたタピオカドリンク

これはおそらく昨年の夏頃に買ったもの・・・すっかり忘れていた。冷凍とはいえ、賞味期限が気になるところ。大丈夫そうだったら子供のおやつに・・・。

そして、3つのバスケットをそのまま冷凍庫に戻したところ、こうなった↓。

冷凍庫after
見た目あまり変わらず、「やった」感が薄い

少なくとも、3つに区切ったことで雪崩の範囲が狭まった。工夫の余地がかなりありそうだが、一仕事した気分。新しい冷蔵庫を買うまで、私と一緒に頑張ってもらおう。

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