キヌアを食生活に取り入れてみよう、とスーパーフードの話をちょっと

health

ちょっと前の記事に「手づくり健康食品」という本の話をチラッと書いたが、その本がまだ手元にある(図書館の貸し出し期間は2週間)。健康に良い食材を使った常備菜のレシピ集、という内容の本だが、パラパラとめくっては気になるレシピを少しずつ試している。

その中に「キヌアを使った常備菜」というのがあった。「キヌア」という名前は聞いたことがあり、穀物の一種というくらいの認識はあったが、料理に取り入れようと思ったことがなかった。

白米に混ぜて炊く雑穀を何度か買ったことはあるが、その度に子供達にはあまり評判がよろしくなかった(私は好きなんだけど・・)。手軽に栄養価を高められそう、と思って何度か試したのだが美味しく食べてもらえないのでは仕方ない、と雑穀米はとっとと諦めてその存在もすっかり忘れていた。

が、子供達の好みは成長とともにどんどん変わっていく。「あれ?嫌いって言ってなかったっけ?」というものがいつの間にか食べられるようになっていることはよくある。なので、思い込みに囚われず、色んな物を食卓に出して食べられる幅を広げていくことはとても大事だと思う。

・・・まあ給食のメニューはバラエティ豊富だからそこでかなり幅は広がっているはずだが。そして同じようなメニューでも、給食なら食べられるけどお母さんが作ったものは食べられない、という謎な現象はどう解釈したら良いのだろう(あまり追及しないことにしよう)。

キヌアは「母なる穀物」と言われるほど、栄養価が高い「スーパーフード」として知られている。

キヌア2
120gで300円弱

スーパーフードという言葉はこの10年くらいでよく聞くようになった気がするが、家庭を持って炊事を担当するようになって、子供ができて食に対する意識がそれまでと変わってきたためにその言葉が気になるようになった、という方が正しいのかも。

「よく聞くようになった」と言っておきながら、スーパーフードと言われているもので私がすぐに思いつくのは、ちょっと前に流行った(今も?)アサイーくらいだけど・・・。

スーパーフードにどういうものがあるのか調べてみると、私が知っているものでは、スピルリナブロッコリースプラウトカカオなんかもスーパーフードらしい。

スピルリナは、昔の話だが肌荒れが酷かった時期に飲んでいたことがある。クロレラに似た、濃い緑色の錠剤だった。ブロッコリースプラウトはサラダのトッピングによく使っている。カカオはチョコレートの原料だが、最近チョコレートを買うときはいわゆる高カカオチョコレートを買うようにしている(子供もカカオ含有率が72%とか86%の渋いチョコレートを好んで食べる)。全然意識していなかったけど、これらもスーパーフードだったんだ〜。

さて、ここにキヌアを加えてみよう。食生活にうまく取り入れることができたら、我が家の食事がレベルアップするぞ。 というわけで、キヌアを炊いてみた。

炊きキヌア
炊いたキヌアは冷蔵庫で2、3日保存可能

茹でると飛び出てくる胚芽がジーーっと見ていると気持ち悪い(コラ)。味にクセはなく・・・というか味がないので、とりあえず何にでも混ぜてヨシという感じ。プチプチした楽しい食感と(これは子供が好きかも)、栄養価がプラスされるなんて最高じゃないか。

この炊いたキヌアを使って、レシピ本から一つ作ってみたのがコレ↓

キヌアカレー
キヌアカレー

カメラマンの腕のせいかあまり美味しそうに見えないが、味見してみたらなかなか美味しかった。玉ねぎとトマトと炊いたキヌアをオリーブオイルで炒めて、カレー粉と塩で味つけしただけ。

子供の肌荒れきっかけで食生活を見直しているところだが、スーパーに行っても今までは素通りしていたようなコーナーをじっくり眺めてみると結構発見があって面白い。キヌアを探すために米コーナーを時間をかけて見ていたが、米以外にも穀類ってたくさんあるのね、という感じで(我が家の米はほぼ宅配)。

子供には「食わず嫌いするな」と言いながら、自分は代わり映えのしない食卓を作っていたなぁと今更ながら気づいたことだし、楽しみと実益も兼ねて色々とチャレンジしてみるのも良いかも。

コメント

タイトルとURLをコピーしました